「コテンラジオ×メトロノーム」というソロランスタイルを確立し、快適なランニング生活をスタートさせた矢先、地味だが深刻な問題にぶち当たることになった。
「……ところで、走る時の持ち物って、みんなどうしてる?」
ランニング時の持ち物といえば、Spotifyを聞いたり非常事態の通信手段としてのスマホは言うまでもなく、真夏のロングランの必需品である水分も持ち運ぶ必要がある。
今回は、スマホを持ち運ぶためのウェア選びをきっかけに、気づけば「ランニングギアの沼」へズブズブとハマっていった私の試行錯誤をお届けする。
ランニング時のスマホどう持つ問題
スマホを持ち運ぶ手段として、私が考えた選択肢は2つ。
- 揺れないポケット付きのウェアを買う
- ウエストポーチを買う
元々持っていたのは、膝丈のミズノのハーフパンツ。ポケットも深くて普段履きには最高なのだが、走るとやっぱりスマホの重さで暴れてしまう。
そこでスポーツショップへ走り(車でね)、ミーハーランナー丸出しでアディダス・ナイキコーナーを物色した。そこでアディダスのショートパンツの腰部分にポケットが付いているものを見つけた。ちょうど携帯が入りそうなサイズのポケットだ。
「これなら腰ポケットにスマホが入る!しかも腰に密着するから揺れないのでは?」
と期待して 私のiPhone 17 Pro を突っ込んでみたのだが……デカすぎて物理的にまったく入らん。 ケースもつけてデカくなったスマホの弊害がここに出るとは……。
他にも同種のものがないのか探したが見当たらない。「携帯どう持つ問題」はウェアでは解決しようがない、そう判断した私は他の方法を模索することとした。
9歩目のファンランの罠で登場したアスリートパパ友によると、マラソンランナーは皆、ウエストポーチみたいなものを持って走っているらしい。更に聞くところによると、携帯や鍵だけでなく、ジェル(?)などもポーチに詰め込んで走るのがあるあるらしい。
「ウエストポーチって…観光客じゃねぇんだから。」と当初思っていたが、ネット通販を見ると実に豊富な種類のランニングポーチが売っている。まずは値段重視でベルト式(カッチン式)の安いウエストポーチを即買い。
いざ装着し、携帯だけ入れて走ってみると、ベルトの紐が細いせいか走るたびにまぁまぁ揺れる。
の長さを細かく微調整しきつめに設定、上下位置はなるべく下(腰)の方に巻くことで、ある程度の揺れは緩和されたものの、走っていると徐々にズレてきてしまう。それが気になってランに集中できん。。。
更に、それを続けると今度はピンポイントで腰を圧迫されたのか、走った後に若干の腰の違和感(腰痛の予兆)を覚える羽目になった。
※後から知ったのだが、ベルト式ではなくバンド型のウエストポーチがあるようだ。サイズ調整はできないが伸縮素材でできており、腹巻の中にものを入れるような形で携帯などを持ち運べるらしい。
更に調べると、ミズノやAlpenのプライベートブランドから「マルチポケットパンツ」なるスグレモノが出ているらしい。これならポーチすら不要になる……次は絶対これを試そう。
余談:理想のランナー像と、ギアの沼
ウェア周りでも、初心者の私にとっては衝撃と発見の連続だった。
① 心の中の「ガチランナー像」と帽子の選択
まず初めに、私の中に昔からある「シリアスランナーのイメージ」はこんな感じだ。
- めっちゃ丈が短いショートパンツ
- ツルツルした素材のハイテクシャツ
- ナイキのシンプルな白い帽子
- 細くてギラギラ反射するサングラス
- 全体的にハデハデなカラーリング
。。形から入るタイプとして、まずは帽子から攻めることにした。 クローゼットを漁ると「ゴルフ用のタイトリストの帽子×3」と「アメリカの国立公園の帽子×3」しかなく、さすがに走るには不向き。速攻で理想のど真ん中である「ナイキの白いシンプル薄手キャップ」を購入した。被るだけでモチベーション爆上がりである(※サングラスは絶賛検討中)。毎回汗でびしょびしょになるので、走った後のシャワーで体と一緒に帽子も洗ってしまえるのも良い。(すぐ傷みそうなのでやる場合は自己責任でお願います)
② 衝撃の「直履き」ランニングパンツ初体験
ポケット付きパンツを選ぶ中で、多様なランニングパンツがあることを知った。ブランド・色の違いだけでなく、丈の長さ、素材、反射材の有無など、その組み合わせはまさに無限。
丈の長さは5インチ・7インチなどバリエーションはあるが、丈の長いパンツでは早そうに見えない。形から入るランナーを自負している私には短尺パンツ一択。もう5インチのものしか受け付けない体と心になってしまった。
更に衝撃を受けたのが、「インナー付きランニングパンツ(下着を履かずに直履きするタイプ)」の存在だ。 下着の擦れ防止用らしいのだが、「ノーパンで走って大丈夫なのか……?」とハラハラしながら挑戦。結果、信じられないくらい超快適でノーパン直履きオジサンの出来上がりである。
③ アディダスの吸湿速乾シャツ vs スーパーのノースリーブ
シャツは「アディダスの吸湿速乾Tシャツ」と「スーパーで買った運動用ノースリーブ」の2枚を試してみた。 ノースリーブは腕回りが開放的で走っている最中は涼しい気がするのだが、汗をかいた後の差が圧倒的だった。 アディダスのツルツル吸湿速乾シャツは熱と汗を逃がす性能がズバ抜けており、真夏でも走り終わり(クールダウン中)には「肌寒さ」すら感じるレベルの高機能。
心の声: (じゃあ……アディダスレベルの吸湿速乾性能を持ったノースリーブを買えば最強なのでは??)
こうして理想のランナー像(超短パン・ツルツルノースリーブ・ギラギラサングラス)に近づくべく、物欲の連鎖が止まらない。
ペットボトルバシャバシャ問題と「ソフトフラスク」の衝撃
スマホとウェアを整えた私の前に、次に立ちはだかったのが「走っている最中の水分補給」だ。
以前8歩目の練習計画でも触れた通り、過保護なサブ4.5計画とはいえ、将来的には20km・30kmといった長距離走も予定している。特に夏場における給水対策は生死に関わる問題だ。
試しに一度500mlのペットボトルを持って走ってみたのだが、ペットボトルの中で水が「バシャバシャ!」と音を立ててうるさいし、右手で持ったり、左手に持ち替えたりしたが、走りづらいことこの上ない。しまいには「水よ、早く無くなってくれ」と願うようになり、無駄にハイペースで水分補給してしまう始末。さて、どうしたものか。
思考ログ:
- 「ペットボトルを持って走りたい。でも手で持つのは嫌だ。かと言ってウエストポーチには入らん……」
- 「ラン時に荷物を背負える『ランニングベスト』なるものがあるらしい。調べてみよう」
- 「色んなベストを見てたら、胸元に謎のフニャフニャしたボトルが付いたタイプがあるぞ?」
- 「……ソフトフラスクって何だ!?」
街で見かけるエンジョイランナーでベストを着ている人はほとんどいないため一瞬躊躇したが、調べるうちにソフトフラスクというボトル(?)の優秀さを知る。飲むと中身が減った分だけ縮み、空気を抜きながら使えるため「水がバシャバシャ揺れない」というのだ。
「本当か……?」と半信半疑になりつつも、大人気の「サロモン(Salomon)アクティブスキン」をネットで検索。サイズ選びに悩みつつ、なんとかLサイズをゲットした!
まとめ:早くロングランへ飛び出したい!
届いたサロモンのベストには、噂のソフトフラスクが2個も付属していた。ひょっとすると、このフラスクならウエストポーチのポケットにもサクッと入るかもしれない。
- スマホ: 揺れないポーチ(いずれマルチポケットパンツ or 腹巻型ウエストポーチへ移行予定)
- 下半身: 膝丈ミズノから「擦れ知らずの直履きショートパンツ」へ
- 上半身: ナイキの白キャップ &(次は吸湿速乾ノースリーブと反射サングラスが欲しい)
- 水分補給: サロモンのベスト&バシャバシャ言わないソフトフラスク
気づけば見た目だけはすっかり「ガチめランナー」の装いである。 あれこれギアを試すワクワク感を胸に、私は早く新しい装備で「ロングラン」に挑戦したくてウズウズしている。
……しかし、私の「ギアへの物欲」と「こだわり」はこれで終わりではなかった。
次回、イヤホンの検討と、ゴルフ用Garmin(Approach S62)からランニング機能を重視したモデルへの買い替えを苦悩する、スマートウォッチ&イヤホン編へ続く。。。



コメント